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59 pre amp
59 pre amp
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ギグバッグで運べるJMP1959
H.Kinoshita 投稿日 2016年09月10日
【プリアンプの質について】
非常に上質です。厳選されたパーツを丁寧に組み上げて製作されたのが理解出来ます。

私はFREEのトリビュートバンドでpaul Kossoffを長年追っかけているので、先ずはFREE LIVEでのKossのトーンにどれだけ近づけるかを狙ってみましたが、これ単体の歪みでもかなり納得のいくトーンを出せました。

自前のJMPヘッド(1987、1959、1992)を持ち込めない状況でJMPサウンドをどう作るかは常に課題ですが、現状ではSANSAMPのBritishで対応しています。

Britishと比較すると、歪みもトーンも可変幅は狭いです。しかし、明らかに59 preampのトーンの方が上質です。

自宅のミニアンプでレコード的なサウンドは作れませんでした。全体の音量が稼げないと、JTM/JMPにスピーカーアッテネータを噛ませて最小音量にしたような情けないサウンドになります。こういう点ではBritishの方が安直でいいですね。
【コントロールのしやすさ】
前述の通り、各Ch.のゲインをいわゆる「フル10」状態にセットしてしまうとトーンコントロールの可変幅は稼げません。そういう意味ではJTM/JMPのプリアンプ部と同じ傾向にあります。
歪みの深さもせいぜいクランチ程度です。パワー段の歪みがない分これは当然とも言えます。
この点ではBritishの方が微細な調整が可能です。

【シングル / ハム どちらと相性が良いか】
今回は54年レスポール改でGrinning Dog製Blue Soul Buckerセットをマウントしたものと、Kossの愛機ストラトのレプリカを使用しました。
ハムバッカーであれば、70年前後のブリティッシュブルースロック程度の歪みとサウンドはJCでも作ることが出来ました。
ストラトには、Sound Wave Lab製のブースターを併用しました。これであれば、ギターのVol.を絞ってクリーントーンを狙う、という70年代のセオリー通りのサウンド作りが可能です。歪みモノの選択でお好みのサウンドが狙えると思います。

【アンプとの相性はどうか】
今回はRoland JC-160を使用しました。残念ながらエフェクトループ回路のないアンプなのでJCのプリアンプを通るワケですが、JCのプリアンプでかなり微妙なセッティングが可能なので、むしろインプット直前に59 preampをセットしたほうが適切かもしれません。

スタジオには現行のマーシャルがなかったので試せませんでしたが、これをリターンに繋いでJTM/JMP的なトーンニュアンスを得ることが出来るのではないかと期待しております。

【コストパフォーマンス】
JCM800以前のサウンドを常設アンプで出したい方に限定されるとは思います。28000円という価格ですから、決して安いモノではありません。ただ、上質な部品で丁寧に製作されていること、秀逸なデザイン、ライブやスタジオでJTM/JMPに近いサウンドが得られることに納得が出来れば購入の意義があるかと思います。

【その他、感想をご自由にお書きください】
ブルースロックや70年代のハードロックを好み、アンプを持ち運べる状況にない方にはお薦めします。



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