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Little Green Wonder (PCB)
Little Green Wonder (PCB)
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音の幅広いTS系
やしょーご 投稿日 2016年09月25日
【歪みの質について】
中域が持ち上がる感じや、ナチュラルなゲインアップなどTS系に通じる音です。
粒が細かく、音が前に出てくるためかなりモダンな印象を受けます。
同じMAD ProfessorのSHODと比較すると、こちらの方がよく歪み、低域が出てくるためキャラクターは大きく異なります。
ゲイン幅はクランチ~オーバードライブまで広く、どこに設定しても音が貧弱になることもありません。
ブースターとして使用した場合、TS系よろしく低域と高域が適度にカットされ、中域にフォーカスされたトーンになります。
しかしメタルにおいて美味しい低域もカットされ、音がかなり平面的になる点は注意が必要です。
ジャンルを選べばブースターとしても使っていけるでしょうが、ことメタルにおいては他のブースターを選んだほうが良いでしょう。
単体のオーバードライブとしての使用をオススメしたいペダルです。

【倍音感、ピッキングニュアンス等音色の特徴について】
サステインが長く、適度なコンプレッション感があります。
TS9やMaestoso、BB preampなど他のTS系に比べるとコンプ感は強くないため、アクセントをつけたリードにも使っていけます。
バイト感はさほどありませんが、弾きにくいと感じることは無いでしょう。

【コントロールのしやすさ】
一般的なTONEでなくBODYコントロールとなっており、平たく言えばTONEとは逆の働きをします。
右に回すと低域を図太く出し、左に回すと低域をカットしつつ高域がフォーカスされていきます。
これによりゲインを上げたときはBODYを上げて太く分厚いトーンを、ゲインを下げたときはBODYを下げてチャキチャキのクランチトーンを、というような使い方ができます。
ゲイン幅とBODYのコントロールにより、そこら辺のTS系とは比較にならないほどの音作りの幅広さが特徴です。

【シングル / ハム どちらと相性が良いか】
どちらとも相性は良いです。
ゲインを上げて使うならハム、下げて使うならシングルの方がよりベターな効果が得られます。

【アンプとの相性はどうか】
トランジスタでも真空管でも安定した音を出してくれます。
ただどちらかと言うと真空管アンプで使うことを想定しているのか、真空管で使ったほうが音がリッチです。
トランジスタだと若干音がのっぺりとする傾向にあるため、そういう効果を狙わないのであれば真空管を使ったほうが良いでしょう。

【コストパフォーマンス】
PCB版であれば値段なり、HW版であれば若干お高い印象です。
PCB版にしろHW版にしろ、いずれの価格帯も他に優秀なオーバードライブペダルが多く存在しているため、その中からこれを選ぶ大きな決め手に欠けるような気がします。
良く言えば汎用性が高く何にでも使えますが、悪く言うとこれと言った長所も無いのがこのペダルだと思います。


【その他、感想をご自由にお書きください】
スイッチングノイズが皆無であること、電源ノイズがほとんど乗らないことは、さすがMAD Professorだと感心しました。
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